ミシュランガイド東京で一つ星を獲得した中華料理の名店が東京の大手町にあります。
パレスホテル東京内にある中国飯店【琥珀宮(こはくきゅう)】がそれで、なんとあのミシュランガイド二つ星の【富麗華(ふれいか)】の姉妹店であり、中国飯店グループの高級店にあたります。
中国飯店【琥珀宮(こはくきゅう)】の概要
- 店名 中国飯店 琥珀宮(こはくきゅう)Amber Palace
- 住所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目1−1 パレスホテル東京 5階
- 03-5221-7788 (電話受付時間:10:00a.m.-10:00p.m.)
- 営業時間
ランチ 11:30-14:30
ディナー 17:30-21:30 - 休業日 なし (ホテル内のため)
- ドレスコード スマートカジュアル
- アクセス JR「東京駅」丸の内北口より徒歩8分。
地下鉄東京メトロ大手町駅にも直結。(直結していますが、結構歩きます。地下通路なので、雨の日などは便利です。)
中国飯店【琥珀宮】の予約は結構困難に
ミシュランガイド東京で一つ星を取ったということで、既に結構人気です。何度か電話しましたが、直近で取れる日はなく、確か1週間以上先を予約した記憶があります。しかも平日のランチでこれですから、週末等はなかなか予約は難しいかもしれませんね。
特にパレスホテルという高級名門ホテル内にありますので、さまざまなお祝い事の席にも使われるため、単にランチを食べにくる人だけではないようです。私が訪問した時もビジネスの接待客も大勢いました。
注文したランチメニュー(Amber Palace)
今回はランチメニューの中から珊瑚という名前の付いた10500円(税抜き、サービス料別途)のコースをたのみました。
メニュー表を写メで撮り忘れたため、今回は料理のみを紹介します。
前菜盛り合わせです。味もしっかりと付いていながら、しつこさがない、上品な味付けです。
海老の揚げ物です。カラッと軽く揚げられた上品なフライ。
フカヒレスープに金華ハムも入っています。
中国飯店の名物料理の一つ。北京ダックです。
富麗華でもとても美味しかったですが、ここ琥珀宮でも最高の味付けに仕上がっていました。おかわりしたい絶妙の味付けですね。
北京ダックの皮に染み込んだ甘いタレが最高です。食感もパリパリしています。
お肉料理です。内容は忘れました(笑)たしかイベリコ豚だったような気がします。
あっさりとした野菜料理です。【青菜の炒めもの】
炒飯です。見るからに上品なチャーハンですね。今見ても食欲がそそられます。
デザートです。なんと三つも出てきました。これは喜ばれるサービスですね。
杏仁豆腐、ゼリー、ケーキとバリエーションも考えられています。
中国飯店ー琥珀宮の評価は
さすがのミシュラン一つ星をとったお店です。そこら辺の濃い味付けの、後で喉が渇く中華とは全く違いますね。
パレスホテル東京なので、当然といえば当然ですが。
中国飯店【琥珀宮(こはくきゅう)Amber Palace】に再訪
前回の初訪問でとても上品で美味しかったため、今度はランチの中で一番高いコースを注文してみました。
紫翆玉 Alexandrite(季旬感コース:Seasonal Special Course)で16000円(税・サービス料別)となっており、ランチでは相当お高い価格帯となっています。しかも消費税とサービス料は別ですので、ドリンクを一杯飲むと一人当たり20000円を超えてきます。
あとは「価格を上回る満足感があるかどうか。ということになりますね。
紫翆玉 Alexandriteのメニューと感想
高級店らしくお店の雰囲気も抜群で、特別な席にも十分対応できます。
今回のメニューです。
金華叉焼入り前菜の盛り合わせです。(Selected appetizers with “Kinka” pork )
一番上は牛のホホ肉で、私の苦手は部位ですが、上手に調理されており美味しく頂けました。
金華豚のお肉、豆他、全てにおいて上品で美味しく仕上がっています。今日も前菜の時点で当たりを確信。
鮮魚スジアラの広東式蒸し(柚子の香り)です。(Steamed coral trout with yuzu citron flavor)
とにかくタレが美味しく、このタレだけでもご飯がすすむ味でした。白身も柔らかくて美味しいです。
ふかひれの姿煮込みです。(Braised whole shark fin)
私の大好きな濃厚な黄金スープですね。
繊維が太くしっかりとしています。いかにもフカヒレを贅沢に食べてる感覚でした。気仙沼産のヨシキリザメの尾びれとのことです。
赤坂の維新號(いしんごう)ほど濃厚ではありませんが、こちらは上品さが加わり、逆にフカヒレそのものの素材の味を全面に押し出す味付けですね。
とにかく食感が最高で、高級感満載です。
中国飯店の名物料理である北京ダックです。(Beijing duck)
北京ダックの断面です。カリカリの皮と中のシャキシャキの野菜、濃厚な美味しいタレが絶妙なバランスです。最高にうますぎますね。絶叫するほどの美味しい北京ダックでした。
和牛の馬拉醤ソース炒めです。(Stir-fried Wagyu with shrimp paste)
これぞ和牛!めちゃくちゃ柔らかいお肉でした。
春野菜の炒めです。(Stir-fried vegetables)
ここではお肉料理のあとに、お口直し的に野菜炒めが出されますね。
あわび、トリュフ、干し貝柱の煮込みチャーハンです。(Fried rice with abalone and dried scallop with truffle flavor)
鮑のチャーハンと言えば銀座の飛雁閣(ひがんかく)も鮑料理の煮汁を使ってチャーハンを炒めます。
琥珀宮での作り方は分かりませんが、トリュフの香りと鮑が絶妙にマッチしていて、最高級のチャーハンを食べた満足感があります。
デザート盛り合わせです。(Dessert)
三種類もあると見た目も華やかで嬉しくなります。真ん中のチョコケーキが高級チョコレートを食べてるような食感で最高にうまかったです。
琥珀宮ランチコース【紫翆玉 Alexandrite】の評価は
今回は16000円の消費税、サービス料別のコースにワンドリンク料を加えて、一人20000円を超えるランチコースとなりました。
しかし食材の豪華さと繊細かる上品な味付けはお値段以上の満足感を与えてくれます。