知り合いが「日本一の中華レストランであり、誰にとっても人生最高の中華料理になる」と絶賛していたお店が【神戸元町にある別館牡丹園】
「へえー、そんなに美味しいのなら、今度関西に出張の際に行ってみるか」とずっと思っており、この度大阪に行くことになったため、ちょっと足をのばして神戸別館牡丹園に行ってみました。
下調べをしていくなかで「確かに口コミ評価は高いが、最高レベルの評価は受けていないな」ということが判明。普通ならここでスルーするところですが、一度チャンスを逃すとなかなか関西に行く機会もないため、その知人の評価を信じて行くことにしました。
でも、心の中では「たぶん大したことないな」とは思っていました。ホームページで外観や内装、お料理も見てみましたがたぶん私の直感の方が正しいことは、行く前から分かっていました。
神戸別館牡丹園の概要
- 店名 神戸元町別館牡丹園
- 住所 神戸市中央区元町通1丁目11-3
元町駅から歩いて5-6分の場所にあります。
店構えは古い中華屋といった印象。昭和時代からの地元の名店だったのかもしれません。 - 電話番号 078-331-5790
- 営業時間 ランチ:11:00~15:00(14:30L.O)、ディナー:17:00~21:00(20:00L.O)
- 定休日 水曜日(水曜が祝日の場合は、木曜日)
別館牡丹園で注文したメニュー
今回食べてみたメニューは下記の通りです。どの料理も単品で1000円~3000円の範囲で平均で2000円前後が多かったと思います。価格は間違いなく高級店レベルですね。
- 蟹肉入りふかひれスープ 1人前1400円(2名分から注文可能)
- 海老のマヨネーズあえ S 2400円
- イカの豆豉炒め 2200円
- 炒飯 1000円
- 五目焼きそば(ソフト) 1400円
料理の写真と味の評価は
料理の前に、サービスに関してですが、従業員(受付とホール)は全員中国人のようで、関東で言えば横浜中華街に来たような感じです。高級店のようなサービスではなく、結構ラフです。
▲蟹肉入りふかひれスープです。普通には美味しいかもしれませんが、2800円(1400円×2人前)としては量も少なく、味もコスパ的にはよくありません。この程度か、というレベルでありどうみても最高ではありません。
▲えびのマヨネーズあえです。Sサイズでなんと2400円。マヨネーズを付ければ普通美味しくなりますが、そんなレベルです。半額以下の値段でも同じレベルのエビマヨはどこでも食べれますよね。
イカの豆鼓炒めです。うーんこれで2200円か。どう見ても数百円です。味も普通です。
▲チャーハンです。これで1000円です。町の食堂の500円の方が美味しいのではないでしょうか?
▲五目焼きそばのソフトです。焼きそばにはソフトとハードがありますが、ソフトが美味しいという評判だったので、ソフトにしましたが、たぶんハードの方がまともだったのではないでしょうか?
神戸元町別館牡丹園の総評
事前調べの口コミ評価でよくあったのが、「50年通ってます」「20年通ってます」というもの。古い昭和時代からのお店ですので、昔のあまり裕福でない時代から地元で愛されたきたのでしょう。
いわゆる地元のソウルフード。
ソウルフードの場合、子供時代の懐かしさがこみあげてくるため、どうしても評価が圧倒的に高くなる傾向にあります。だから高く評価する人達はほとんどが地元の、しかも昔から通ってた人達と予想します。
東京でミシュランの星付きレストランや、現代の高級料理を食べ歩いてきた人達が、初めてこの別館牡丹園を訪れた場合、おそらく私と同じ評価を下すことでしょう。
高級なのは値段だけで、サービスも雰囲気も味もごく普通でしかありませんので、地元の人達はともかく旅行者はスルーするか、または安いランチタイムのコース(2000円の方)にとどめておくことをおすすめします。
★★☆☆☆ サービスと品格はあまりありません。中華街レベルです。
★★☆☆☆ ごく普通の味ですが、値段が高いので★は一つ減ります。