東京駅と言えば、最近ではグルメスポットであり、また同時に新幹線等で食べるための駅弁が多数あることでも知られている。
東京駅改札内には<グランスタ GRANSTA>という専門店街があり、様々な有名店の駅弁を買うことができる。
東京駅構内GRANSTA(グランスタ)とは
JR東京駅構内にあるショッピングゾーン。
店内厨房で作った出来立ての弁当(駅弁)・惣菜や、こだわりのスイーツなど、90ものショップが揃う改札内最大のショッピングスポット。
手荷物を預けられるクロークも完備している。
東京駅で9年連続一番人気!「スペイン産ベジョータイベリコ豚重」
テレビ番組「マツコの知らない世界」でも紹介され、絶大な人気なのが、この「スペイン産ベジョータイベリコ豚重」だ。
税込み価格で1100円。
猫社長も早速食べてみた。しかし新幹線ではない。買ったのを持ち帰り、オフィスで食べたのだ。
イベリコ豚重の特徴
イベリコ豚と言えば、豚肉の中でも最高級物として有名だ。そのイベリコ豚の中でもこのベジョータは最高峰に位置するらしい。飼料にはどんぐりを使用し、口溶けの良い旨味のある脂身が特徴ということだ。
私は単なる豚重だったら反応はしない。そもそも単なる豚重なら数百円の価値しかないからだ。
ところがイベリコ豚なら話は別だ。かなり興味を惹かれたので、すぐに購入を決めた。
スペイン産ベジョータイベリコ豚重
具は卵焼きに多めのガリ。おそらくこれだけ肉がモリモリだとしつこいのであろう。だからガリが効果を与える。
ガリの横にはからしが入っていた。まずは卵焼きを食べ、その空いたスペースにからしを出した。
お肉は結構脂っぽかった。だから途中からはからしを付けて食べた。これがなかなかだった。
脂身にはからしがアクセントとして効果的だった。
ガリも食べながらだったので、それほどしつこさはない。しかし、これといって絶賛するほどのものでもなかった。
高級な肉なら「口の中でとろけた」などの表現も出てきそうだが、そこまではない。
9年連続一位という勲章はちょっと行き過ぎのような気もする。もちろん弁当としては普通に美味しいのは言うまでもないが、「それほどでもない」やや噂先行であることは否めない。
特に日本人はメディアで放映されたもの、行列等に異常に反応する。私もそうだが、これが人気が人気を呼ぶ、最大の理由なのかもしれない。
しかしながら、比較的お値段の高い東京駅の駅弁の中では、このイベリコ豚を使用した駅弁は群を抜いて魅力的な弁当であることには変わりない。