ローマ市内での地下鉄・バス・トラムの乗り方【地下鉄と徒歩がベストな理由】

ローマにはたくさんの見どころと観光スポットがあるので、交通手段の選択がとても重要になってきます。

移動方法が曖昧ですと効率的に観光地を巡ることができないため、事前に交通手段についてよく把握しておきましょう。
今回は、ローマ旅行で利用できる交通手段について紹介するので参考にしてください。

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ローマ旅行の時に利用できる市内の交通機関

ローマ旅行を楽しむためには、以下の交通手段についてよく理解しておきましょう。

  1. 地下鉄
  2. トラム(路面電車)
  3. バス

主な交通手段はこの3つになりますので、これらを熟知することがまず大切になります。

ところで後にも書きますが、実はローマ市内は意外とこじんまりしており、全然歩けます。
また街自体が歴史的建造物の宝庫のような感じですので、観光地だけに行くのではなく、街全体を散策するとより深い感動が得られるのがローマと言えます。

地下鉄を利用してローマ観光

初めてローマを訪れる方でも、地下鉄(メトロ)はとても利用しやすくなっています。

ローマの地下鉄は、A・B・Cという3本の路線が通っており、有名な観光スポットまでの移動に利用することができます。
例えば、地下鉄A線の駅近辺には、次のような観光スポットが含まれています。

  1. バチカン
  2. スペイン広場
  3. トレビの泉

地下鉄B線沿線にある有名観光スポットは下記の3つとなります。

  1. コロッセオ
  2. フォロロマーノ/パラティーノの丘
  3. 真実の口

3-4日程度の滞在の場合、上記6つのスポットを制覇できれば、とりあえずのローマ観光の目的は達成できるといっても過言ではありません。

よって、まずは地下鉄A線とB線に乗って、上で紹介したベストスポットを巡ってみましょう。

ところで、コロッセオとフォロロマーノは隣接しているので連続で観光することができますが、実はフォロロマーノからトレビの泉も歩ける距離にあります。
道中素晴らしい景色と街並みが待ってますので、徒歩も断然おすすめですよ。

本当に距離が離れているのはバチカン市国くらいですね。
だから、地下鉄と徒歩でローマを満喫するのが、私のおすすめになります。

地下鉄のチケット購入方法

ローマの地下鉄は時刻表のようなものはなく、以下のようなスケジュールで運行しています。

  • 日曜日から木曜日:5時30分から23時30分まで5分間隔(休日は7分間隔)
  • 金曜日と土曜日:5時30分から深夜1時30分まで5分間隔(休日は7分間隔)

地下鉄のチケットは、バスと共通であるため駅構内だけでなく、バス停留所の発券機でも購入可能です。
その他には、町中のタバコ屋や街の売店であるタバッキ(Tabacchi)でも購入できます。

チケットの種類と値段

チケットの種類は全部で4種類あるので、旅行スケジュールに合わせて選択できます。

  1. BIT:1.5ユーロ・刻印から100分間乗り放題(但し地下鉄の乗換はテルミニ駅のみ可能)
  2. BIG:7ユーロ・刻印から24時間は地下鉄・バス・トラムが乗り放題
  3. BTI:18ユーロ・刻印から72時間は地下鉄・バス・トラムが乗り放題
  4. CIS:24ユーロ・刻印から7日間は地下鉄・バス・トラムが乗り放題

数日間ローマに滞在するなら、BTIチケットを購入すると18ユーロで72時間地下鉄とバスとトラムが乗り放題になるので一番お得です。
もし長期でローマに滞在するならCISの方がお得になります。

一番使い勝手の良い72時間18ユーロのチケットを買う場合、一日6ユーロの計算になります。つまり4回分の乗車ですね。
もし一カ所でゆっくりしたり、徒歩で大半をめぐる場合は、4回乗らないケースもありますので、その辺も考慮しながらチケットを購入してください。

地下鉄はどうやって乗るの?乗り方の解説

日本の電車に乗った経験のある方であれば、ローマの地下鉄は問題なく利用できるはずです。
自動改札機にチケットを入れるとゲートが開き、地下鉄構内に入ることができます。

ただしチケットの投入口と受け取り口が近くにあるので、取り忘れてしまわないように注意してください。
目的の駅で地下鉄を降りたらUscita(出口)に向かって歩いていきましょう。

トラムはともかくバスはおすすめできません

ローマ旅行では、トラムやバスを推奨するガイドブックやブログもありますが、実際に一番有効な交通手段は<地下鉄と徒歩>です。

トラムはともかくバスは個人的にはあまりおすすめできません。
何故かというと、行ってみれば分かりますが時間が正確でないのと、半端なく混んでおり、ほぼラッシュアワーの満員電車状態だからです。
あれを見たらとても乗る気はおきません。

トラム・バスのチケットの種類

地下鉄とトラムとバスを運営しているのは、ATACという同じ会社であるため、チケットの種類や購入方法は地下鉄と同じになります。
基本的には、バスやトラムの停留所や地下鉄の駅、また町中にあるタバッキ(Tabacchi)で購入できます。

バスやトラムの乗り方は?

バス停(トラム停留所)には、バスの番号と停まるバス停の名前が全て記載されているので、目的地を探して乗るバスやトラムを選択できます。

現在のバス停の場所が四角で囲われており、下に記載されているバス停名が次の駅になるので注意してください。

乗る番号のバスが近づいて来たら、必ずはっきりと手を挙げて乗車の意思表示をして、バスやトラムを停車させましょう。

バスが止まったら、前後のドアから乗車し、降車時は中央のドアから降りてください。
なおトラムやバスはバス停をアナウンスしてくれませんので、必ず目的地までのバス停の個数を確認しましょう。

おすすめのチケット【ローマパス】とは?

一番お得にローマ観光できるチケットは、やはり地下鉄やトラム・バスが乗り放題になるチケットです。

旅行日程に合わせて乗り放題チケットを購入しておけば、交通のために支払う金額を極力少なくできます。
この乗り放題チケットに加えて、ローマパス(ROMA PASS)という実は一番お得なチケットもあります。

  • ローマパス48時間:28ユーロ
  • ローマパス72時間:38.5ユーロ

ATACの交通手段がすべて乗り放題になる事に加えて、48時間パスは博物館や遺跡の1つに無料入場でき、72時間パスは2つまで無料入場になります。

その後は、遺跡や博物館ごとに割引優待を受けられるので、観光スポットが多くなれば優待率も高くなっていくので非常にお得になります。

このチケットは、オンラインで事前に購入しておくことも可能なので、非常に便利で一番おすすめです。
ちなみにタバッキ(Tabacchi)でも売ってます。

私はテルミニ駅に到着した際に、駅構内のタバッキでローマパスの48時間を購入しました。

ローマ・フィウミチーノ空港のレオナルドエクスプレスの乗り場近辺でも販売されていますが、私が行った時には全て売れ切れていました。

コロッセオはローマで一番激混みの観光地です。
コロッセオに入るには、強烈な長蛇の列に並ばなくてはいけませんが、なんと!ローマパスがあれば、優先入場ができます。
私も他の環境客が何時間も並んでいる横から、あっという間に先に入場することができました。

これはローマパスのみの特典となりますので、地下鉄の数日間有効のチケットを買うなら、断然ローマパスをおすすめします。

ローマ市内の移動手段のベスト

ここまででイタリア・ローマ旅行時の交通手段について解説しましたが、ローマ観光でメインに利用するのにおすすめは【地下鉄と徒歩】になります。

チケットに関しては、旅行者であればいくつも観光スポットを訪問するので、乗り放題になるチケットを購入した方が確実にお得になります。
3日間の滞在であれば、観光地入場が2箇所無料になるローマパス72時間が最もおすすめです。

1週間以上の滞在であれば、ATACの7日間乗り放題チケットを選択しても良いと思います。
自分の予定に合わせて、どのチケットを購入するのがお得になるのかを、是非検討してください。


普段から治安の良い日本で生活している日本人が、海外で犯罪の被害に遭ってしまうというケースは決して少なくありません。
イタリア・ローマ旅行に行く前に、現地の治安について調べておきましょう。

イタリアローマの治安は悪い?注意しておきたい犯罪の手口と対策

「海外イコール治安が悪い」というイメージを持っておられる方も多いかもしれませんが、ローマの世界平和指数ランキングは36位です。

殺人発生件数は10万人当り0.81人であり、台湾と同じような数字になっています。
イタリア全体としては1990年から殺人発生件数が下がり続けているので、イタリア政府による治安対策の成果がしっかりと出ているようです。

上記のように重大犯罪事件については年々減少しているものの、軽犯罪については引き続き増加傾向が見られるため注意が必要です。

イタリアで多く見られる犯罪の手口とは?

重大な犯罪事件は少なくなっているものの、外務省によると以下のような犯罪は増えていると報告されています。

  1. スリ
  2. ひったくり
  3. 置き引き
  4. 詐欺
  5. 車上荒らし
  6. 睡眠薬強盗

こうした犯罪は、事前によく注意していれば防げるものがほとんどなので、どのような手口で行われているのがチェックしておきましょう。

スリや置き引きによる被害

スリの被害が特に多いのは、人が多く集まる観光地(特にスペイン広場)や地下鉄内です。

私が実際に行った場所の中では、フォロロマーノやコロッセオ、トレビの泉は安全でした。

人が多く集まる場所では周りの人との距離が近くなるため、財布などをスラれたことに気付きにくくなります。
さらに親切に荷物を持ってくれたり、道を尋ねられ返答している隙に荷物が盗まれたりする置き引き被害も出ています。

荷物を手放して、地面に置くようなことは絶対にしないでください。
犯人が子供や学生であることも多数報告されているので、「女性だから。子供だから」と勝手に解釈せずに、常に注意しましょう。

ひったくり

道路側を歩いていた時に、オートバイで後方から近寄ってきた犯人にバッグが盗まれるような事件が増えています。
またタクシーに乗っている時にも、窓ガラスを割って荷物を奪われる事もあるので、外からは見えない場所に置いておきましょう。

詐欺による被害

日本人は断れない人が多いので、「押せば騙せる」と思っている犯罪者も多くいます。
法外な料金を要求してくるようなぼったくりバーもありますし、時には警察官を装って騙してくるケースもあります。

知らない人に路上で話しかけられた時は、警戒を怠らないようにしましょう。
たとえ相手が警察官のような格好をしていたとしてもすぐに信用せず、必ず身分証明書の提示を求め、心配なら周囲の人に聞いてみましょう。

車上荒らしによる被害

日本では荷物を車の中に置きっぱなしにしても被害に遭うことは少ないかもしれません。

しかしローマだけでなく海外では、見える場所に荷物を置いておくなら、車上荒らしに遭う確率は非常に高くなります。
必ず見えない場所に荷物は置いておきましょう。

睡眠薬強盗

海外で地元の人と仲良くなれるのは旅の醍醐味ですが、あまりにも簡単に信用するのは危険です。

見知らぬ人から渡される飲食物は受け取らないようにし、一緒に食事をする時も警戒を怠らないようにしてください。

睡眠薬を飲まされて昏睡している間に、全ての荷物を盗まれるというケースが多発しています。
この場合、被害者はほとんどが女性です。男性に声を掛けられてウキウキとすぐについていくのは大変危険であると言えます)

地下鉄やタクシーは安全か?

交通機関の乗り場は、多くの人が集まるため犯罪に巻き込まれる確率が高くなるので注意が必要になります。
スリや置き引き、詐欺といった犯罪に注意してください。

ローマの空港に着くと、すぐに多くのタクシー運転手が声をかけてきますが、法外な料金を請求されるという事件も起きているので注意しましょう。

必ず定額料金が定められている正式なタクシーを選択し、事前に料金が48ユーロである事を確認してください。
特に空港からローマの中心地に向かう時に利用するテルミニ駅は、治安の悪さで知られている場所なので常に警戒する必要があります。

地下鉄内では、リュックサックを背負うのは危ない場合もあります。
できれば手持ちのバッグは、ショルダー掛けにして、自分のお腹の辺りでキープするのが一番安全です。
基本的に一番気を付ける場所は、地下鉄内と思って下さい

これは私の経験ですが、地下鉄駅構内で移民系の男性たちが電話で連絡を取り合っているような場面があります。
そのような人達がこちらを何度か見たら、狙われていると思ってください。

すぐに白人の観光客の近くに逃げるか、場所を移動してください。
(基本的に観光客は犯罪者でない確率が一番高く、特に白人のファミリー客は一緒にいて最も安全です)

治安の悪い土地として報告されている場所

当然ですが、同じローマの中でも比較的安全な場所と危険な場所があります。
以下の場所に行く時には、普通以上の注意を払い、油断しないようにしてください。

  • エスクイリーノ
  • サンバジリオ
  • プラーティフィスカーリ

エスクイリーノは、観光スポットとしても有名なローマ7丘の1つです。
コロッセオからの距離も近く、周囲には多くの観光スポットがあるため、ほとんどの旅行者が訪れる場所です。

しかしエスクイリーノは、ローマ市民からも治安の悪い地域として知られ、警戒する場所になっています。
特に夜間にエスクイリーノを訪れる場合は一層の注意が必要になります。

その他の2箇所は旅行地ではないものの、車でもなるべく通らないように注意してください。

夜の街は安全か?

ローマは街全体が観光地のようなもので、人がたくさんいる場所は夜になっても安全です。中心街では夜遅くまで食事をしている人も多く、大変賑やかです。

私も何度も夜に一人歩きをしましたが、危険な雰囲気は全く感じませんでした。(女性の一人歩きは当然注意が必要で、おすすめはしません)

深夜0:00を過ぎて、2回ほどホテルまで歩いて帰りましたが、全然問題ありませんでした。他の人も多数歩いていますので。
よって、余程人気のない道に迷いこまない限り、中心街では夜もそれほど危険ではありません。

イタリア・ローマの治安と犯罪に合わないための対策

ここまででローマの治安について注意すべき点を紹介してきました。
確かに治安面では心配なことも多くあり、実際に被害が報告されていることもあります。

いろいろと不安になるような情報をご紹介しましたが、ローマはヨーロッパの他の場所より治安は良いと言われています。
ほとんどの犯罪の手口は、他の海外で発生するものと同じであるため、旅行者がきちんと警戒していれば防げるものと言えるでしょう。

犯罪に巻き込まれないためには、旅行中でも警戒を怠らないことです。
確かにローマには、多くの美しい観光スポットがあるので気持ちが高揚してしまうかもしれませんが、日本ではないという事を肝に銘じローマ旅行を楽しむ事が重要です。

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