埼玉県の中央部、川越の北側に位置する川島町。
ここに行列の絶えない有名なラーメン屋さんがある。度々テレビでも紹介され、その度に行列が激しくなる。まさにメディアの威力を思い知らされる。
つい先日も「ぴったんこカンカン」で放映され、さらなる人気を呼んでいるのが中華そば四つ葉だ。
中華そば 四つ葉ラーメンの概要
- 店名 中華そば 四つ葉
- 住所 埼玉県比企郡川島町伊草298-20
- 電話番号 049-297-5192
- アクセス 車の場合は、圏央道 川島ICより5分。
しかし圏央道周りは結構遠回り。車でも川越から国道254号を北上した方が、スムーズに行けると思う。
お店は、川越からだと254から左に入ってすぐのところにある。 - 駐車場 店の前に10台以上、結構広い15台はいけるか。他に第二駐車場も15台分ある。
- 営業時間 [水~日]11:00~15:00 17:00~21:00
[月]11:00~15:00 - 定休日 月曜の夜の部、火曜日
- 支払い 現金のみ(クレジットカードは不可)
- 席数 16席
しかし隣のすし屋も開放され、倍以上の人が入れるので、回転は速い。
四つ葉ラーメンでの注文までの流れ
私が訪問したのは日曜日の午前中だ。
通常は11:00オープンだが、最近の人気が半端ないため、10:00からオープンすることが多いらしい。Twitterで情報が流れるので、よく確認してから行ってほしい。
私はオープン15分前の9:45に到着したが、既に20人以上は並んでいた。家族連れが多かったため、人数は多く見えたが車の台数的には2/3くらいが埋まっているような状態だった。
ここでは先に入り口前にある券売機で食券を購入し、右側にある待合所で順番を待つ仕組みである。
10:00ちょうどにお店がオープンし、次々に呼ばれていく。向かって右側のお店が四つ葉ラーメンで、お店がいっぱいになると、向かって左側のお寿司屋さんに通される。
おそらくお寿司屋さんの方が広く、収容人数も多いと思う。
このお寿司屋さんがお父さんのお店で、息子さんが隣にオープンしたのが、四つ葉ラーメンだ。実際にはもうお寿司屋さんの方はやっていないように見えた。
らーめんがメインで、お寿司屋さんもラーメン客で満席の状態である。
私はお店のオープンから10分くらいして、すし屋の方に通された。既に食券は渡してあったので、後はらーめんの到着を待つだけである。
中華そば 四つ葉のお味は
四つ葉の名物は蛤ラーメン(蛤そば)である。お値段は880円。
豚チャーシューとハマグリが乗っておりボリューム感がある。実は中にも鳥のチャーシューが入っている。
四つ葉はお寿司屋さんでもあるので、サイドメニューに【本日のお寿司(2貫)350円】もある。
ネタはとても新鮮に見えたが、2貫で350円となると星は★★★☆☆と言ったところか。
あくまでもコストパフォーマンスとのバランスである。
蛤ラーメン(蛤そば)の評価
まずは一口スープを飲む。
「うん、味は普通だ」
(はっきりといえば、「まずい」とも言えるし、まずいと感じる人も大勢いることだろう)
特に特徴もない薄目のシンプルなスープだった。
満席の周りの反応もとても静かである。「おいしい!」とかの声はどこにもなかった。ただひたすららーめんを静かに食べている様子。
あれだけテレビで宣伝され、芸人たちが「うまいーー!!!」を連呼しているのだから、相当期待するはずだ。
しかし出てきたラーメンは、普通のシンプルなラーメン。反応に困るのも無理もないだろう。かと言って大げさに店内では「まずい」とは言えない。
またチャーシューも口の中でとろけるわけでもなく、味が絶妙なわけでもない。
スープ自体はとても工夫されていると思う。魚介臭さもなく、綺麗な透明な黄金色のスープに仕上がっていて、飲みやすい。
しかしインパクトがない。この「インパクトがない」というところが【中華そば 四つ葉】の全てを物語っていると思う。
麺はさらにインパクトもなく、本当に普通の麺である。だから反応のしようがないのである。
地元のラーメン屋さんのシンプルなメニューが、何かのきっかけで実物以上の評価をされて、一気に広まってしまったのではないだろうか。
かと言ってそこまで「まずい」わけでは全くない。それなりに美味しいし、マイナス面は特にないのだが、プラスもない。つまりフツーなのである。
もし中華そば四つ葉に行くのであれば、全く期待しないで行くことをおすすめする。
残念ながら、あの行列をもう一回並ぶほどの魅力はなく、リピートはなし
オープン前を逃すと、長蛇の列が大変
https://nyancarat.com/wp/post-479